「神社の御朱印には、何が書かれているの?」

いざそう聞かれると、意外と答えられないものです。

さて神社の御朱印には、いったい何が書かれているのでしょうか。

御朱印は、神様とあなたをつなぐ証。

「何が書かれているか」を知れば、もっと神様とあなたの絆が深まりますよ。

御朱印に書かれてるのは、この5つ!

神社の御朱印は、次の5つで構成されています。

1.社名

2.神紋

3.「奉拝」の文字

4.社名の押し印

5.参拝した日にち

では1つひとつについて、簡単にご説明しますね。

1.社名

中央に墨書されているのが、神社の社名。

墨書ではなく朱印の場合もあります。

2.神紋

家に家紋があるように、神社にも古くから伝わる「紋」があります。

それが神紋です。

なかには神紋ではなく、「神社の象徴」を入れるところも。

ご利益を表す印(健康長寿=鶴と亀など)や、お祭りを表す印(「酉の市」の熊手など)、「境内に咲く花」の印を入れるところもあります。

最も「神社の個性」が現れる部分といえます。

3.「奉拝」の文字

御朱印の右上にある、「奉拝」(または「参拝」)の文字。

これは「つつしんで参拝させていただきます」という意味です。

最近、御朱印ブームのあおりで傲慢な参拝客が急増。

「自分は客だ!」とばかりに、社務所で尊大な態度をとる人が見られます。

そんな参拝客のせいで、「限定御朱印」や「手書き」をやめるところも・・・。

神社の御朱印は、「奉拝」の言葉どおり謙虚な気持ちでいただきましょう。

4.社名の押し印

社名のバックにあるのが、社名の押し印。

押し印の多くは、「篆刻(てんこく)」という書体です。

神社オリジナルの、ユニークな書体の押し印もあります。

5.参拝した日にち

神社で御朱印巡りをしていると、時々ふっと振り返りたくなるもの。

御朱印帳を眺めては、「旅の思い出」や「その時々の悩み」「嬉しかったこと・辛かったこと」に心を馳せてしまいます。

「参拝日」は、かけがえのない「あなたの人生の記録」と言えるでしょう。

神社の御朱印は、たった1枚、たった1ページかもしれません。

でも「何が書かれているか」を見ると、神様の思い・あなたの思いがいっぱい詰まった宝物だとわかりますね。

「御朱印ってすごいな。もっと知りたいな」

そう思ったら、日本中の神社を巡ったサイトをチェック!

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神社の歴史やご利益、アクセス方法などもわかるので、御朱印巡りがいっそう楽しくなりますよ。

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